大菅小百合、史上4人目の夏冬両五輪に出場
日本自転車競技連盟が9日、都内でアテネ五輪代表選考会を開き、トラック、ロードレース、マウンテンバイク各種目の代表選手10人を正式決定した。スピードスケートで02年ソルトレークシティー五輪に出場している大菅小百合(23)=三協精機=が女子トラック代表に決まり、日本選手で史上4人目の夏冬両五輪に出場。本番で使う新マシンも決まり、準備は着々と整ってきた。〔写真右:日本人4人目の夏冬五輪出場を果たした大菅の自転車姿。同下:ソルトレーク五輪でのスケート姿は、今は昔…=AP〕
★フランス・LOOK社の自転車選ぶ
カメラのフラッシュに照らされ、お馴染みの茶髪がキラリと輝く。冬季に続いて夏季五輪にも出場…大菅の精悍な顔が一段と引き締まる。
「合宿でリフレッシュし、アテネで頑張ろうという気持ちになりました」。福島合宿初日の今月4日に“新相棒”が届いた。3台を試走し、フランス・LOOK社の自転車を選んだ。フレームが硬く重量があるのが特徴で、競輪の男子プロ選手の間では主流のパワフルマシン。しかし、日本の女子選手が使うのは異例。「タイムが(他車)よりコンマ5秒くらい速かった」と説明した。
本職のスピードスケートの強化トレとして自転車を始めて2年。今年から自転車用にスケート流の筋力トレを“逆輸入”した。冬夏五輪出場の先輩、橋本聖子さんからは精神面のアドバイスを受けた。「いよいよ来たって感じです」。ソルトレークではスタートに失敗して500メートルで12位、1000メートルも18位だった。あの悔しさを、アテネで晴らす。
★大菅小百合(おおすが・さゆり)
1980(昭和55)年10月27日、北海道出身、23歳。北海道・白樺学園高から三協精機。スピードスケート代表として02年ソルトレーク冬季五輪に出場。同年に自転車に挑戦し、アジア大会の500メートルタイムトライアルは日本新記録の36秒036で2位。03年には同種目で全日本選手権優勝、13位だった世界選手権で35秒496と日本記録を更新した。1メートル63、63キロ。
| ◆夏冬五輪に出場した日本人選手◆ |
| 選手 |
夏 |
冬 |
| 橋本聖子 |
自転車 |
スケート |
| ソウルから3大会連続 |
サラエボから4大会連続 |
| 関ナツエ |
自転車 |
スケート |
| ソウル |
カルガリー |
| 青戸慎司 |
陸上短距離 |
ボブスレー |
| ソウルから2大会連続 |
長野 |
| 大菅小百合 |
自転車 |
スケート |
| アテネ |
ソルトレーク |
|
|