五輪トリビア(18)
マラソン初代王者は×××で給水…

「マラソン初代王者はワインで給水した」

 第1回アテネ五輪でのこと。このときの距離は36・75キロで、25選手が参加した。沿道は観衆で埋め尽くされ、途中経過は騎馬兵によって逐次アテネの競技場に伝えられた。最初はフランス選手、ついで米国選手、後半には英国選手が先頭に立つ。ギリシャ国民が落胆し始めたころ、残り7キロ付近で地元ギリシャの羊飼いスピリドン・ルイスが先頭に立ったとの報が入ると、観衆は熱狂。ルイスがゴールする際は2人の皇太子が残り200メートルを伴走する騒ぎとなった。

 実はルイスは、途中棄権者が続出する中、途中のレストランに立ち寄ってワインを1杯ひっかけてから元気を取り戻し、前の選手をごぼう抜きにして優勝したのだ。タイムは2時間58分50秒だった。


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