メダルゲットだ!“ベッカム大神”100%シュート

シュートする浜口 大神雄子 バスケットボールキリン杯最終日(1日、東京・代々木第2体育館)。アテネ五輪に出場する日本女子は76−57でブルガリアを下し、五輪前の最後の試合を飾った。自称“女ベッカム”大神雄子(21)=JOMO、写真左=が、途中出場でシュート率100%の15得点をマーク。試合後は都内ホテルでの壮行会に出席し、メダル獲りへ『ハッスル』を約束した。また日本男子も78−68でイングランドを撃破。男女ともに3連勝で、今大会の“アベックV”を決めた。 〔写真:ブルガリア選手をかわしてシュートする浜口=右。国内最終試合で魅せた

 髪はオンナの命、なのに、奇抜な髪形で黄色い声援受ける選手がいる。大神だ。頭髪の両サイドを1ミリに刈り上げ、頭頂部を立たせたソフトモヒカン。そう、02年サッカーW杯で一世を風靡した『ベッカムヘア』だ。

 「五輪が終わるまで、女を捨てているので。ベッカムを意識しています」。以前は後ろ髪を伸ばしていたが、欧州遠征から帰国した7月25日にイメチェン。同僚にお笑いタレント「はなわ」に似ていると言われるのが悲しいサガだが、アテネにもバリカンを持ち込んで、はなわヘア…いや、ベッカムヘアを維持する。

 目立つのは髪形だけではない。この日は途中出場で15得点、シュート率は100%と“本家”ベッカム以上の正確なプレー。内海監督は「五輪後のチームは大神が中心でしょう」と目を細めた。

 チーム最年少のスーパーサブは試合後、腰に手を当ててハッスル、ハッスル。そう、小川直也のあの腰振りポーズだ。「アテネまでに新しいポーズを考えますよ」と宣言。21歳の乙女は恥らいを捨てて、どん欲にメダルを獲りにいく。


佐久間賢治

大神 雄子(おおが・ゆうこ)
 1982(昭和57)年10月17日、山形県生まれ、21歳。JOMO所属。山形一中から愛知・桜花学園高に進学、高3時にアジアジュニア、世界ジュニア選手権で得点を獲得した。2001年にジャパンエナジーに入社し、ポイントガードに転向した。1メートル70、66キロ。

★浜口MVP

 五輪後に引退する大山妙子、浜口典子、楠田香穂里の“30歳トリオ”が、国内最終戦で有終の美を飾った。「試合前に3人で、最後だねって話してました」とは主将の大山。浜口はチーム最多の16点をマークし、今大会のMVPを獲得。「自分のなかで、最高の試合をしたいと思っていました」と満面の笑み。楠田は終了直前に右足首をねんざしたが「足は大丈夫です。精いっぱいやりました」と声を詰まらせた。


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