世界のスーパースター(2)
米最強の若手、ジェームズに注目

 バスケットボール男子で注目されるのは、やはり米国代表だ。今回は当初選出されたメンバーから入れ替わりを繰り返し、結局、ダンカン、アイバーソンら以外は若手主体に落ち着いた。“ドリームチーム”と呼ぶには、やや寂しい陣容だが、NBAで最も注目される最強の若手、レブロン・ジェームズ(19)=キャバリアーズ=が名を連ねた。

 昨季NBA新人王ジェームズには、「マイケル・ジョーダンの後継者」という呼び声が高い。オハイオ州の高校時代から脚光を浴び、NBAでプレーする前から、ナイキ、コカ・コーラなどと、総額1億2000万ドル(約130億円)以上もの複数年契約を結んだ。ルーキーイヤーは、1試合平均20・9点(リーグ13位)の活躍。得点能力に加え、パスセンスにも非凡さを発揮する。

 史上2番目の若さで五輪代表入り。平均年齢23・6歳と若い今回の米国代表でも最年少だ。「ベンチに座り続けるつもりはないよ」と強気の19歳。五輪4連覇への期待の星は、新たな伝説を築くため、アテネに臨む。

アテネ五輪取材班

★レブロン・ジェームズ
 1984年12月30日、オハイオ州アクロン生まれ。19歳。地元の高校を3度の州制覇に導いた。昨年秋、ドラフト全体1位でキャバリアーズに3年契約、総額1296万ドル(約14億円)で入団した。背番号はチームで23番、代表で9番と、ともにジョーダンと同じ番号をつける。2メートル03、110キロ。

★米バスケットボール五輪代表・近年の成績★
大  会 92年バルセロナ 96年アトランタ 00年シドニー 04年アテネ
成  績 金メダル 金メダル 金メダル
監  督 デイリー ウィルキンス トムジャノビッチ ブラウン
主な選手 ジョーダン
ジョンソン
バークレー
ミラー
ピッペン
オニール
キッド
ペイトン
ガーネット
ジェームズ
アイバーソン
ダンカン


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