米ドリームチーム、意地のベスト4進出

 王者の意地! 男子の準々決勝が行われ、米国が102−94と今大会初の100点ゲームでスペインに快勝した。S・マーベリー(ニックス)が9本中6本の3ポイントシュートを決める大爆発。1次リーグは3勝2敗とボロボロだった『ドリームチーム』にエンジンがかかってきた。



 試合終了のブザーとともに起こった耳をつんざく大ブーイング。“ドリームチーム”の敗退を期待して詰め掛けた2万観衆のため息の中、王者は堂々と人さし指を天井に突き上げた。

 「われわれにとって一番のグレートゲームになった」。今大会初の100点ゲーム快勝に名将ラリー・ブラウン監督も胸を張った。

 第1クオーターは25−25。身長2メートル21のR・ドゥエナス、同2メートル15のP・ガソルらスペインの“壁”に苦戦した。「ボールを動かし、ロングレンジから狙っていけ」。ブラウン監督の指示で米国が外側から崩す。マーベリーが9本中6本の3ポイントを成功させるなど31点を荒稼ぎだった。

 テロの脅威から、故障などを理由に辞退者が続出。初顔合わせは7月26日という準備不足も心配されたが、マーベリーは「コミュニケーションは完成されつつある。今は自分のチームに戻るのが怖いくらいさ」と笑顔を見せる。いよいよエンジンがかかってきた米国の「ドリーム」ブランドは健在だ。


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