伝説は終わるのか、米国2敗目うつろな8強

 バスケットボールは21日に男子1次リーグを行い、B組は4連覇を狙う米国がリトアニアに90−94で敗れて2敗目(2勝)を喫したが、他チームの勝敗により準々決勝進出を決めた。米国のほかベスト8入りしたのは、リトアニア、プエルトリコ、ギリシャ。A組はスペイン、アルゼンチン、イタリアの8強入りが決まった。



 ドリームチーム伝説の終わりか。「ゴー・ホーム(帰れ)、USA」。スタンドからのば声を浴びながら、米国選手がぼう然と引き揚げる。昨年の欧州王者リトアニアに喫した今大会2つ目の黒星。「正直、失望している」。6月のNBAファイナルでピストンズを頂点に導いた名将、ラリー・ブラウン監督が肩を落とした。

 試合のペースは握るものの、33本のうち実に11本を失敗したフリースローが響き、相手を突き放せない。第4クオーターに入ると運動量が激減。残り2分47秒で逆転されると、気力までがうせた。「ひと昔前は脅威だったが、今や多くの国が米国に追いついたんだ」。リトアニアのPGヤシケビシャスの雄たけびが響いた。

 アンゴラがギリシャに負けたため、準々決勝進出は決まった。「10日しか練習できなかったのだから仕方ない。チーム状態は上向いている」とブラウン監督は前を向いた。しかし、92年の結成以後の3大会で無傷の24連勝を誇った米国ドリームチーム。そのオーラは、スター選手の相次ぐ辞退で若手主体となった今回の顔ぶれからは感じられない。


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