大砲に待望の一発!中村が“長嶋ジャパン1号”
(アテネ五輪壮行試合、キューバ代表6−5日本代表、第2戦、キューバ1勝1分け、14日、東京ドーム)アテネ五輪野球の日本代表壮行試合「ENEOS ワールドチャレンジ」第2戦で日本は5−6で敗れ、このシリーズを1分け1敗で終えた。打線では三回、中村(近鉄)が“長嶋ジャパン1号”となる2ランを放つなど上向き。日本代表は8月5日に再び集合、直前合宿を行うイタリアに向けて出発する。〔写真:ノリが打った! 中村(近鉄)は三回、左越えに2ランを放った=撮影・尾崎修二〕
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待望の“長嶋ジャパン1号”がついに飛び出した。昨年のアジア予選から5戦目にして、日本代表初アーチは浪花のホームラン・アーティスト、中村(近鉄)のバットから生まれた。
「きのうも打ってなかったので、1本でもヒットを打てればいいなと思っていた。いい角度で上がってくれた」
三回二死一塁。低めの変化球にバランスを崩されたが、打った瞬間にそれと分かる打球。これが国内屈指のスラッガー、ノリだ。左翼スタンドに白球が吸い込まれたのを確認すると一塁ベース付近でガッツポーズ。ベンチに戻ってもスタジアムの興奮はやまず、再びグラウンドに出て、ヘルメットを取って声援に応えた。
「シドニー五輪ではボールは飛ばない印象だったけど、片手でも飛ぶんだと分かった。本番でも楽な気持ちで打席に立てそうです」
早くも五輪本番でのアーチ量産への手応えを感じ取った。シドニー五輪でメダルを逃し、人目もはばからずに号泣したノリ。リベンジに燃える男が、鮮やかなアーチをかけてくれるに違いない。
(湯浅大)
■シドニー五輪とノリ 史上初のプロ・アマ合同で臨んだ2000年のシドニー大会。4番を務めた中村は通算39打数12安打、8打点、2本塁打で打率.308と活躍。しかし、チームは3位決定戦で韓国に1−3で敗北。野球が公開競技として始まった1984年のロサンゼルス五輪以来、初めてメダルを逃した。 |
★4番・城島は2安打2打点
4番の城島(ダイエー)が2打数2安打2打点で、現在パ・リーグ打点トップの貫禄をみせた。一回二死三塁から先制中越え二塁打を放つと、三回一死三塁では右中間三塁打。ファンの声援にガッツポーズで応えた。「この2試合は相手投手の球筋を見たかった。ヒットはたまたまです」。捕手としてもリード面で収穫は大。本番に向けて準備万端だ。
◆1番として無安打も2四球1盗塁の村松(オリックス) 「国際大会はバッティングも盗塁もするのも難しい」
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