広島3連勝!黒田が完封勝利で五輪代表アピール
(セ・リーグ、広島1−0ヤクルト、13回戦、広島8勝5敗、20日、松山)五輪野球の代表発表前に、最後のアピールだ。2年ぶりに中4日で登板の黒田が10安打されながら、本塁を死守。九回二死二塁から、最後は代打・マーチンをこん身の153キロ直球で見逃し三振に仕留めた。昨年8月17日の横浜戦(広島)以来となる完封勝利で、チームを3連勝に導いた。
「西山さんにうまくリードしてもらいました。気持ちをしっかりと持って投げました」
立ち上がりは不安定だったが、徐々に調子を上げた。三回には一死二、三塁、五回にも一死満塁のピンチを背負ったが、いずれも3番の岩村を三振に斬った。
前回登板した15日の中日戦(広島)の翌日、北別府投手コーチから中4日での登板を打診した。「悪くないのに結果が出ていないからどうや」。狙いは調整法が変わることによる気分転換。賭けはまんまと吉に出た。
今季はこれで5勝すべてが完投によるもの。完投に人一倍こだわるエースの復活に、山本監督も「結果が出てよかった」と胸をなでおろした。
(南 恭士)
〔写真:猛暑の中、完封勝利を挙げた黒田(右)は、山本監督から真っ先にねぎらわれた=撮影・加藤孝規〕
◆4月29日の中日戦(広島)以来の先発出場で、黒田の好投を引き出した広島・西山 「直球もスピードあったし、フォークもいいところに決まっていた。黒田はいいときの状態だった。アレだけの球を放ってくれればね」
★シーツが虎の子の1点
シーツが虎の子の1点を叩き出した。三回に二死三塁の場面で二塁内野安打。これが両チーム唯一の得点となって、黒田の完封勝利をアシスト。
「飛んだコースがよかった。見た目は悪いけど、ボクに打点もついたし、チームに点数も入ったのでよかったよ」。前日の同カードでも2安打4打点と4番の働きを見せていたが、この日も勝利に貢献できて、表情は明るかった。
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