長嶋さん病状安定…3食おかゆ、リハビリ1時間

 脳梗塞(こうそく)で東京都新宿区の東京女子医大病院に入院中のアテネ五輪野球日本代表監督・長嶋茂雄氏(68)の病状について、巨人・原沢敦広報部長は12日、東京・神田錦町の球団事務所で会見し、「きのうと変わらず病状は安定している」と説明した。

 前日(11日)に同病院の内山真一郎教授ら医師団から「最も危険な状態はクリアできた」と容体が発表された長嶋氏は、この日の午前中に約1時間、腕の屈伸などの初歩的なリハビリに取り組んだ。3食ともおかゆを食べ、ヨーグルトも口にするなど食欲はいぜん旺盛で、回復にむけ少しずつ階段を登っている状態だという。

 長嶋氏は、3月28日のプレシーズンゲーム・巨人vsヤンキース戦(東京ドーム)で始球式を務める予定だったが、退院の見通しさえたたない現状では、大役を全うするのは絶望的。関係者は「このような事態だし(代役探しの)話は進んでいるようだ」と話しており、近日中に長嶋氏の“ピンチヒッター”が発表される見通しだ。

★渡辺オーナー「ひと安心だな」

 巨人の渡辺オーナーはこの日、都内で長嶋氏の病状が安定したことについて聞かれ、「ひと安心だな」と話した。五輪野球日本代表の監督問題に関しては「まずは本人がリハビリをして意欲を燃やしてやろうという気にならないと。誰がどう言ったとかが、間接的に(長嶋氏の)耳に入ったら治るものも治らない」とコメント。「オレは長嶋を“殺す”側に加担するわけにはいかないから何もいわない」と言い残すと、帰路についた。

(千代田区)

★激励メッセージ続々

 ミスターの1日も早い回復を−。闘病中の長嶋監督へのファンからの激励メッセージは、サンスポコムに続々と寄せられています。

 ◆前田一雄さん(56) 「小3のとき、後楽園球場の2階席から『ながしまー、ホームラン打ってー』と言ったら左翼席へ弾丸ライナー。きっと(今回も)われわれの願いを叶えてくれると信じている」(東京都中野区)

 ◆藤井菅雄さん(59)=団体職員 「私にとっては神様のような人。息子が生まれたときも迷わず茂雄と命名しました。長嶋さんは必ず復活します。心の底から信じています」(兵庫県高砂市)

 ◆匿名男性(31)=自営業 「日本代表監督ということでかなりの重圧もあったことでしょう。お体の回復を最優先していただきたいです。プロ野球界のみならず、まさに日本の宝。1日も早く良くなってください」(大阪市西区)

 ◆黒滝季弘さん(19)=専門学校生 「また監督の笑顔が見たいです。焦らず、無理をせずに、頑張ってください」(東京都小平市)


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