【バドミントン】山・山コンビ、「550kmの友情」
夢の舞台は、あっけなく幕を閉じた。
16日のバドミントン女子複に出場した山本静香(28)=ヨネックス、山田青子(26)=三洋電機=組は、1回戦でマレーシアのペアに屈した。
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「完敗です。なにもできないまま終わってしまいました」(山本)
99年からペアを組む2人は、00年11月の全日本女子複で初優勝。ところが12月27日、ともに所属していた三協アルミバドミントン部(富山)は休部となった。山本はヨネックス(東京)、山田は三洋電機(大阪)に移籍。ペア継続は困難と思われたが「やっぱり戦いやすいし、積み上げたこともあるから」(山本)と解消しなかった。
2人を隔てる距離は約550キロ。ふだんは、それぞれのチームメートとペアを組んで練習しているが、電話やメールで意思の疎通は欠かさない。新幹線で行き来して、2人で練習することもある。全日本合宿では時間を惜しむようにシャトルコックを打ち続けた。
そんな努力は、昨年の世界選手権(英国バーミンガム、7−8月)女子複、日本勢として23年ぶりの3位入賞として結実。そして、ともに初の五輪出場を果たした。
「気持ちを切り替えて、また頑張ります」
〔写真:バドミントン初の五輪メダルも期待された山本=手前、山田の“遠距離ペア”は1回戦で散った=AP〕
★日本勢すべて姿消す
17日は女子複2回戦を行い、昨年の世界選手権ベスト8の中山智香子(三洋電機)吉冨桂子(NEC九州)組は、タイのペアに0−2でストレート負けした。この結果、日本勢は男女ともすべて敗退した。
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