アレン・ジョンソン、ハードルなぎ倒さずに転んだ!

 陸上男子100メートル障害で、世紀の波乱が起きた。「なぜなのか、分からない。とにかく転んでしまった」。世界王者アレン・ジョンソン(米国)は左右に首を振った。2次予選2組。ハードルに足をぶつけてバランスを崩し、ヘッドスライディングの格好で10台目の下をくぐるように転んだ。

 アトランタ五輪で金メダルに輝き、世界選手権は4度優勝。「今回は自分の番ではなかった。ほかの人のものだった。もう一度、五輪王者になりたいと思ったが、それもかなわなかった」と寂しそうに話した。

★谷川と内藤も2次予選敗退

 谷川聡と内藤真人。ミズノの先輩後輩コンビは、ともに準決勝に進めなかった。陸上男子110メートル障害2次予選で、谷川は1次予選で見せた快走はできず、13秒70。内藤は今季自己ベストの13秒54を出したが、及ばなかった。

 内藤は「自己ベストを更新するレースをしたかったのに、(予選の)2本とも無難なレースになってしまった」。谷川は「悔しいけど、やるだけのことはやったので、さわやかな気持ち」と、静かな笑みを浮かべた。

★マリオン走り幅決勝へ

 シドニー五輪で3個の金メダルを獲得したマリオン・ジョーンズ(米国)が、女子走り幅跳び予選を6メートル70で順当に通過した。ヒロインになった4年前とは違う。陸上界のスター選手はドーピング(禁止薬物使用)疑惑の渦中にいるまま、五輪を迎えた。この日も競技後は、大勢の報道陣に詰め寄られた。「金メダルが欲しいけれど、これだけの大騒ぎの中で、自分のベストを尽くす方が大事」と言い、足早に去っていった。

★400継にも出場へ

 陸上の米国チームが女子400メートルリレーにマリオン・ジョーンズを起用することになった。25日、女子のハンフリー・コーチがA・ウィリアムズ、ジョーンズ、L・ウィリアムズ、コランダーの4人で26日の予選、27日の決勝に臨む方針を示した。ジョーンズは100、200メートルでは五輪出場権を逃し、個人種目は25日に決勝進出を決めた走り幅跳びだけだった。(AP)

★花岡は走り幅予選落ち

 女子走り幅跳びの花岡麻帆(office24)は力を出し切れずに予選敗退した。調整は順調で調子も良かった。「いい記録を自分自身で期待していた」。だが、1回目は踏み切りが合わずに走り抜けて4メートル67。ファウルの後の3回目も自己ベストを大きく下回る6メートル31に終わった。


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