IOC医事委員長、アヌシュに違反なしの見解
国際オリンピック委員会(IOC)のリュンクビスト医事委員長は25日、日本オリンピック委員会(JOC)が調査を要請している陸上男子ハンマー投げ金メダルのアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)のドーピング(薬物使用)疑惑について「(22日の)競技後の検査は適正に完了している。陽性反応の報告もなく、問題はないと考える」との見解を示した。
今大会でのドーピング検査の結果は、通常36時間以内に判明する。医事委員会に報告されるのは陽性の場合だけだが、検査実施から既に十分な時間が経過しており、同委員長は「結果は陰性だったと思われる」と述べた。同種目では室伏広治(ミズノ)が2位に入っている。
陸上では、23日の男子円盤投げで優勝したローベルト・ファゼカシュ(ハンガリー)が競技後のドーピング検査で尿検体の提出を拒んで失格、金メダルをはく奪された。アヌシュは同選手と同じコーチに師事していることなどから、陸上関係者から疑惑が指摘されていた。
★重量挙げとボートで新たに違反
新たに重量挙げとボートで2件のドーピング(薬物使用)違反があったことが25日、分かった。国際オリンピック委員会(IOC)は26日の緊急理事会で処分を決める。
選手名や検出薬物は明らかにされていないが、重量挙げの男子選手とボートの女子選手が失格になる見通し。今大会では違反選手の摘発が増え、メダリスト3人も失格となっている。
25日のIOC規律委員会では、日本が調査を要請している陸上男子ハンマー投げ金メダルのアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)のドーピング疑惑は議題に上らなかった。
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