室伏由佳予選落ちも世界へ飛び立つ大きな経験
妹は予選落ち。女子ハンマー投げ予選に出場した室伏由佳(27)=ミズノ=は65メートル33で上位12人に残れず、決勝進出はならなかった。兄・広治とともに日本初の兄妹五輪出場を果たしたが、結果は大きな差がついた。〔写真:室伏の妹・由佳は、予選落ち。兄のようにはいかなかった=撮影・川村寧〕
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偉大な兄の銀メダルから一夜明けて、妹がフィールドに登場した。全力は尽くしたが、世界の壁は厚かった。兄ほどの活躍はできなかったが、由佳は「記録には満足していないが、自分のパフォーマンスに集中できた」と晴れやかに話した。
1投目に65メートル33をマーク。記録を伸ばそうとした2投目は左側のフェンスにぶつけてファウル。3投目は63メートル42に終わった。予選通過記録の68メートル50に及ばず、全体の上位12人にも入れなかった。
昨季までの自己記録は62メートル24。これまでは回転半径が左にずれてハンマーにうまく力を伝えられずにいた。今季は修正され、67メートル77まで記録を伸ばした。だが、この日は悪い癖が顔を出した。「無駄な力が入って、バランスが崩れた。回転のリズムが偏ってしまうところがあった。次への課題かな」と分析した。
ハンマー投げを本格的に初めてまだ6年目。世界大会出場は初の経験だった。過去の五輪のビデオなどを見て、雰囲気を感じ、イメージを膨らませて臨んだ大会だった。「来年はヘルシンキの世界選手権がある。北京五輪もある。そこでしっかり戦える自分に変身したい」。今度は兄のようにメダルを狙える選手として、世界の舞台に立つ。
| きょうだい五輪出場 |
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| 重量挙げの三宅義信、義行兄弟が68年メキシコ五輪で金と銅メダルを獲得した。男子マラソンの双子ランナー、宗茂、猛兄弟が84年ロサンゼルス五輪にそれぞれ出場。この日は女子レスリングに伊調千春、馨が姉妹同時メダルを獲得した。冬季大会では、こちらも双子の荻原健司、次晴兄弟が98年長野五輪のノルディックスキー複合に出場。姉と弟の組み合わせでは、長野五輪スピードスケートに、野崎千春、貴裕が出場した。 |
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