| ■室伏 広治(むろふし・こうじ)■ ◆生まれ 1974年10月8日、静岡・沼津市。29歳。千葉・成田高で本格的にハンマー投げを始める。中京大を経て97年ミズノ入社。中京大大学院にも籍をおく ◆投てき一家 父はご存知「アジアの鉄人」室伏重信・中京大教授。母はルーマニア元五輪代表やり投げ選手のサラティナさん(離婚)。ともに五輪代表となった妹の由佳は円盤投げ、ハンマー投げの日本記録保持者 ◆名前の由来 重信氏が命名。「世界を広く治めるように」の願いと、外国人にも発音しやすいことから ◆怪童 小2のときにオープンで中京大記録会に出場。重さ3・5キロのハンマーを30メートルくらい投げた。そのハンマーは今も由佳が練習で使っている ◆アスリート マルチな運動神経の持ち主で、98年長野五輪前には日本ボブスレー協会からラブコールを受け、日本代表テストを受けたほど ◆絵の才能も 意外な才能が絵画。98年の「NHKハート展」で障害者の詩をモチーフにして描いた作品が展示された ◆肉体 投てきの際、400キロを超える遠心力を受け止めるのは1メートル87、96キロの体。フルスクワットは230キロ以上、スナッチは132キロを挙げる。足のサイズは右28・4センチ、左28・5センチで、土踏まずにも筋肉がつく ◆4回転 中京大大学院の修士論文は『ハンマー投げの回転半径』。父が編み出した4回転投法から放たれた鉄球の初速は時速110キロ超 ◆父超え 父の日本記録を更新したのは98年4月。76メートル05を出して、14年ぶりに69センチ更新。現在は世界歴代3位の84メートル86まで記録を伸ばした ◆ミニテニス 中京大では練習の合間に体育館で学生とスポンジの球を使ったテニスで遊ぶ。「メジャーリーグ」と称して、年間の勝敗数を争っている |