伝統コースに16人脱落−35度の猛暑、厳しい上り

 故事「マラトンの戦い」にならった伝統のマラソンコースは、勇者を試すに十分なタフさを備えていた。

 コースはマラトンとアテネを結ぶ街道でもある。最初は平たんだが、18キロから32キロまで、断続的な厳しい上りが続く。そこから、第1回アテネ五輪の主会場となった総大理石造りのパナシナイコ競技場までは延々と下り、脚に負担をかける。



 この日はスタート時(午後6時)で気温35度。10キロまでに嘔吐(おうと)する選手が出るなど、82選手のうち、世界記録を持つラドクリフ(英国)、シドニー銀メダルのシモン(ルーマニア)ら16人が完走できなかった。

 コース記録は、7年前の世界選手権で優勝した鈴木博美の2時間29分48秒だったが、1位の野口から5位の土佐までがその記録を上回った。(共同)


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