末続「絶対、白旗は揚げない」厚い世界の壁、雪辱誓う
【アテネ22日共同】世界の壁は厚かった。21日、陸上男子百メートル2次予選で敗れた末続慎吾選手(24)は「完敗です」と自らの力不足を認めた。しかし「絶対、白旗は揚げない。4年後を待っててください」と北京五輪での雪辱を誓った。
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ひざをあまり高く上げない「忍者走り」ともいわれる独特の走法で世界に挑んだが、走りに伸びが見られない。5位という結果を示した電光掲示板を見て残念そうに息をついた。
1次予選では「待ちに待ったという感じ。すごい楽しい」と話していた末続選手。2次予選を終え「悔しいけど(対戦相手が)1枚も2枚も上」と言いながらも「スカッとする。(結果について)言い訳できないから」とすっきりした表情。「でも僕はここからだと思う」と言い切った。
指導する高野進コーチも「高い授業料を払ったが、厳しさを実感した。こういう経験をして次に向かわないと」と教え子と同様に再起を約束した。
昨年の世界選手権二百メートルの銅メダリストだが「百メートルに出たいって気持ちを我慢してた。やっぱり華ですよ、華」と率直な表現で最速を競うレースへの意欲を語っていた。
「走るのって楽しい。そんな純粋な気持ちで駆けっこしに行く」。そう言って日本をたった末続選手だが、今回は準決勝進出もかなわなかった。
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