末続不発、男子100は2次で姿消す…朝原も
陸上男子100メートルに出場した日本期待の末続慎吾(24)=ミズノ=が、2次予選1組5着の10秒19に終わり、準決勝に進めなかった。朝原宣治(32)=大阪ガス=も2次予選で10秒24の3組4着で敗退した。土江寛裕(30)=富士通=は1次予選で敗退した。男子100メートルは22日、準決勝と決勝が行われる。〔写真右:まさかの2次予選敗退。末続はがっくりとうつむく=撮影・奈須稔。同下:ベテラン朝原も力走したが、準決勝進出は果たせなかった=撮影・奈須稔〕
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あまりにも早い敗退だった。「日本人として歴史に名を残す走りをしたい」と陸上男子100メートルで日本選手72年ぶりの決勝を目指した末続が、2次予選でまさかの落選を喫した。
「悔しいですけど、これからのテーマになります。この悔しさを忘れずに次に生かしたい」と唇をかみしめた。
この日の1次予選は10秒27で1組3着に入り、2次予選に駒を進めた。が、その時に「脚がつりそうになった」。万全な体調ではなかった。
「新スタート法」の完成に時間を割いてきた。終盤の失速を最小限に抑えるためには、序盤でいかに余力を残すか、がテーマ。このスタートを日本選手権や、欧州のグランプリ大会などで試した。その後、若干の改良を加え、アテネに乗り込んだが不発だった。
「負けは負け。(気持ちを)切り替えたい」。今大会のもう一つの目標である400メートルリレー(27日予選、28日決勝)へ向けて再スタートする。
★ベテラン朝原にも世界の壁は厚く…
今大会を最後の五輪と決めている32歳のベテラン、朝原が10秒24で2次予選3組の4位に終わり、準決勝進出を逃した。「スタートもあまり遅れなかったし、後半も悪くなかったけど、予想以上に(3組の)レベルが高い」。不振が続いた4年前のシドニー大会では400メートルリレーのみの出場だった。元シンクロ女王の奥野史子さんと結婚し、1児の父となって気合も新たに悲願のファイナリストを目指したアテネだったが、世界の壁は厚かった。
★日本人と100★
日本が五輪初参加した12年ストックホルム大会に三島弥彦が100メートルに出場。1次予選敗退のため、記録には残っていない。その後も日本勢は1次予選敗退が続いたが、32年ロサンゼルス大会で“暁の超特急”吉岡隆徳が日本人初の決勝進出を果たした。10秒80の6位。その後は64年東京、68年メキシコで飯島秀雄が準決勝に進出。96年アトランタの朝原宣治、00年シドニーの伊東浩司と、最近2大会連続で準決勝に進出している。
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