【マラソン】メダルの前兆? 野口みずきがツチノコ発見

野口、土佐、坂本 吉兆だ。あす22日号砲の女子マラソン日本代表3選手がアテネ市内で会見。優勝候補の野口みずき(26)=グローバリー=がスイス・サンモリッツでの高地合宿中にUFOと幻の生物ツチノコの新種を目撃したと告白。昨年も同地でツチノコを見つけた直後にパリ世界選手権で銀メダルを獲得したと主張しており、2年連続のミラクルで表彰台は間違いなしだ。〔写真右:メダルは私たちにまかせて! アテネで出陣会見を行った女子マラソンの、左から野口みずき、土佐礼子、坂本直子=撮影・牧慈。同下:これが野口が目撃したツチノコ。本人直筆のイラストで証言してもらった



 あなたはツチノコを見たことありますか? マラソン界きっての天然娘・野口はまた見た。まさにミラクルだ。それはスイス・サンモリッツ合宿を打ち上げる12日の朝練のときだった。

野口が目撃したツチノコ 「草むらから“サササササ〜ベーンッ!”って跳びはねたんです。去年見たのとは違った。新種ですよ、あれは」

 野口によると、驚異の跳躍力で姿を現し、体長は30センチほど。体色は茶で、背中に斑点があり、舌がピロピロ出ていたとか。昨年のサンモリッツ合宿で初めてツチノコを目撃し、興奮も冷めやらぬまま迎えたパリ世界選手権では見事に銀メダルでアテネ五輪代表権を獲得した。空想上の生物ツチコノを見たつもりになることは、野口にとって吉兆なのだ。

 さらに続ける。「UFOも見ました。8月1日のスイスの独立記念日でした。青白い炎が2つ見えたんです」。

 なんと今回はツチノコに加え、UFO。奇跡が2度続いた。信じる者は救われる。無敵の野口ワールドでメンタル状態は最高だ。肝心の練習も順調。ベルリナ峠の標高1800メートル地点から2100メートル地点の高低差300メートルの山道を10キロ上って10キロ下るという過酷な練習を繰り返し、アテネ対策もバッチリこなしてきた。心身ともに絶好調。マラソン発祥の地での五輪で、今度は野口自らミラクルを起こす番だ。

ツチノコ
 体長30−70センチで蛇の一種といわれる想像上の生き物。槌の形に似ていることから名づけられた。発見したら賞金を出す、としている団体もある


★野口は17倍

 世界最大手のブックメーカー、ウィリアム・ヒル社(英国)によると、22日に行われる女子マラソンで、日本の土佐礼子が15倍で4位タイと“健闘”。これに17倍の野口みずきと、21倍の坂本直子が6、7位で続いている。一番人気は英国のラドクリフで1・44倍。6・5倍で2位のオカヨ(ケニア)以下に大差をつけている。

★土佐、坂本も順調

 他の2選手も順調な調整ぶりをうかがわせた。土佐礼子は「今回は故障なしに来られた。自分のリズムを壊さずに最後まで粘りある走りをしたいです」と、名古屋国際女子マラソンで見せた驚異の粘走の再現を約束。坂本直子は「今まで3回のマラソンよりもいちばんキツい練習をして、ベストの状態で臨めると思うので楽しみです」と自信たっぷり。日本勢は全員がメダル候補だ。

世界のライバル
 金メダル候補筆頭は世界記録保持者ラドクリフ(英国)。17日付の英大衆紙「ザ・サン」がふくらはぎ不安説を報道したが、本人は「7月のドイツの病院に行ったのは春に手術を受けたヘルニアの状態を検査しただけ」と否定している。世界歴代2位のヌデレバ(ケニア)は7月に札幌国際ハーフマラソンで惨敗、米国でのロードレースでも千葉真子に後れをとっている。オカヨ(ケニア)は優勝経験も豊富で暑さにも強く脅威。他にザハロワ(ロシア)、ハム・ボンシル(北朝鮮)らがメダルを狙う存在だ。


★福士は1万メートルに専念

 陸上女子長距離代表の福士加代子(ワコール)は20日の5000メートル予選には出場せず、27日の1万メートルに専念することになった。当初から日本陸上チームの沢木啓祐監督は「1万メートルの好成績のために、5000メートルは自由に利用していい」と伝えていた。福士は22日にアテネ入りする。

著作権、リンク、個人情報について