北島ニヤリ、“台加減”“水加減”とも好み
14日に初日を迎える競泳の代表4人が12日、選手村で会見を開き、意気込みを語った。金メダルを狙う男子平泳ぎの北島康介(21)=東京SC=は、改めて優勝宣言。会場の水泳センターメーンプールがスタート台、水温ともに想定通りであることを確認し、いよいよ臨戦態勢に入った。〔写真:五輪会場のプールで初練習した北島。手応えアリの表情だ=撮影・川村寧〕
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充実しきった表情で、自信に満ちた言葉を口にする。北島が、明らかに本番モードに入った。「気持ちの方もだいぶ、高まってきている状態。特に何も言うことはありません。金メダルを目標に悔いないレースをしたい」。短い言葉の中にも、決意がこもる。
決戦場が“好みのタイプ”であることは確かめた。先月末に一度、アテネに入っているが、この時は会場練習ができないまま、イタリア・サルデーニャ島での最終合宿に向かった。10日に再度アテネ入りし、早々に感触を確認している。
まずはスタート台。サルデーニャ島のプールの台は、表面がザラザラで思い切った練習ができなかった。10、11日とチェックした本番会場の台について、「いい感じですね」。平井伯昌コーチ(41)も「台が後ろの方まで大きい作りなので、うまく利用できれば、いいと思う」と納得。右足を後ろに引いて構えるのが、北島のスタイルだが、本番では、台のスペースに余裕がある分、蹴り足を利かせたスタートができそうだ。
“水加減”もちょうどいい。水温は外国勢は低めの25〜26度を好むが、北島は「冷たいのは好きじゃない。温かい方が体が動く」と、高め好み。事前練習では「28度に設定されているらしいので、ちょうどいいんじゃないか」と平井コーチ。こちらも、問題はない。
「今季はあまり調子がよくないと言われてきたけど、最後にアテネでいい結果が出せればいい」と、力が入る。もともとプールを選ぶタイプではない北島。好きなタイプのプールとなれば、金メダル間違いなしの泳ぎを見せてくれるはずだ。
(結城正)
★森田は「命を捨てる覚悟はできている」
五輪初出場でメダルを狙う男子平泳ぎの森田智己(セントラル)も充実。「命を捨てる覚悟はできているので、スゴい結果を出したい」と、不敵な笑みを見せた。選手村では、北島とテレビゲームで対戦するなど、リラックス。その分、プールでは“決死”の泳ぎをするつもりだ。
★ベテラン中西は「火付け役」自任
女子バタフライでメダル圏内の中西悠子(枚方SS)は「チームに勢いをつけられるように、初日の100メートルは予選からベストを更新したい」。女子自由形長距離の柴田亜衣(鹿屋体大)は「自分の泳ぎをして決勝に残れるよう頑張りたい」と決意を語った。
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