板飛び込みの寺内はシドニーと同じ8位

 男子3メートル板飛び込み決勝で、日本のエース寺内健(24)=JSS宝塚=が690・00点の8位で、2大会連続の入賞を果たした。寺内は前日の予選は4位でスタート、準決勝は5位で通過し、持ち点では4番目だったが、順位を落とした。彭勃(中国)が787・38点で優勝した。〔写真:寺内はメダルに届かず8位に終わった=AP



 指先からつま先まで、全神経を集中させた。勝負をかけた6本目の「前逆宙返り1回半2回半ひねりエビ型」。入水も決めて76・65点を記録したが、5本目終了時の7位から1つ順位を落とし、シドニーと同じ8位入賞にとどまった。

 「板があって自分がいて、先端に乗って飛ぶ。それだけです」。競技会場の板はやや硬く、「少し柔らかめが好き」という寺内にとっては苦手な状況。それでも、「試合中は硬いものも柔らかく感じられる。気持ちの持ちようです」と抜群の集中力でカバーした。

 2度の左ひざ手術を乗り越え、挑んだアテネ。メダルの夢は果たせなかったが、寺内の表情はすがすがしかった。


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