【水泳】夢の表彰台は遠く…田中雅美0秒05差の涙
競泳女子200メートル平泳ぎ決勝で、田中雅美(25)=SAT北海道=が、2分25秒87、わずか100分の5秒差で4位。入賞は果たしたが、悲願のメダル獲りはならなかった。期待されたシドニー五輪でも、個人では結果を出せず、3度目の五輪でも夢の表彰台には立てなかった。20日の予選から始まる女子400メートルメドレーリレーで、選手生活集大成の泳ぎをみせる。
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あと一歩、いや、あと一本だ。8番手で最後の50メートルへ。そこから猛追した田中が3位を争って勢いよくゴールへタッチ。だが、メダルへはコンマ05秒、長さにすれば6・8センチ、“指一本分”及ばなかった。「自分に決着をつける」−自分超えをかけて挑んだ今大会で、田中の悲願はまたしてもならなかった。
4年前のシドニー五輪では400メートル混継メンバーとして銅メダルは獲得しているが、個人メダルとは縁がなかった。そのときの代表選考会の日本選手権では、日本新記録を7連発。メダルが期待されながら、ピークを合わせられず、100メートル6位、200メートル7位と惨敗した。
引退の危機を乗り越え、練習の拠点を米国へ。海外勢に負けないパワーをつけるため、体を鍛え直した。五輪3大会連続で入賞となるが、「最後の集大成になる五輪」と決めて臨んだ田中にとっては残念な結果。「これが最後のレースだったから、メダルを獲りたかった。でも、最後のレースで精いっぱいやれた」と涙があふれた。400メートル混継で、3度の五輪挑戦をしめくくる。
★森田は連続メダルならずも日本新に笑顔
男子100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得した森田智己(セントラルスポーツ)が、同200メートルでも5位に入った。100に続き、この日も自己の持つ日本記録を0・70秒更新する堂々の泳ぎに、「いいレースができた」と笑顔もみせた。大舞台にめっぽう強い日本競泳陣男子最年少の19歳。4年後の北京に向け、北島康介との2枚看板が誕生だ。
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