【水泳】北島2冠へ、準決勝3位で決勝進出

 競泳男子200メートル平泳ぎ準決勝で、100メートルに続く2冠を狙う北島が、第1組で1位、全体では3位となる2分10秒86で18日の決勝に進んだ。「予選よりタイムも上げられたんでね。これから明日に向けて準備したい」。もっとも無名の15歳、ジュルタ(ハンガリー)に0秒11、最大のライバルで世界記録保持者ハンセン(米国)に0秒05後塵(こうじん)を拝する状況に「100とはがらっとメンツも変わったんでね。若いのもいるし、集中したい」と気を引き締めていた。 〔写真:北島が歴史を刻む。日本競泳陣初の同一大会初の個人2種目制覇へ準決勝は3位通過=AP



★康介都電も走る! 車内にサンスポのアテネ直送写真も掲示

 康介電車が発車オーライ! 金メダルを獲得した北島の快挙をたたえて、都内に唯一残る“チンチン電車”都電荒川線が記念電車「祝・北島金メダル号」を走らせることが17日、決まった。

 東京・荒川区の北島の実家周辺を走る都電荒川線ならではのプランだ。ボディーをラッピングする車両なども検討されたが、今回は電車の先頭、最後尾部分にヘッドマークと呼ばれる直径75センチの円形のプレートを設置。東京都交通局では「まだデザインは確定していないが、メダルを模した金色のものにしたい」と、構想を明かした。

 稼働期間は、北島の出場が濃厚な200メートル平泳ぎ決勝の翌19日から約1週間を予定。車両は8500型という最新鋭のものを使用、5台あるうちの1台を特別車両として使う。北島号は1日フル稼働する予定。車内には、サンケイスポーツアテネ臨時支局から“直送”された、北島を撮影した写真を掲示。紙面では見られなかった雄姿も、車内で楽しめる。

★北島の泳法違反騒ぎ、米メディアは事実関係だけ報道

 競泳男子100メートル平泳ぎで優勝した北島康介のキックが泳法違反ではないかとの指摘は、米メディアでも取り上げられたが、具体的な証拠に欠けるため、事実関係を伝えるにとどまっている。17日付のニューヨーク・タイムズ紙は、米国選手が指摘し、それに対し北島が「怒りを覚える」と発言したことを掲載。公式な反応が何もないことから、非難めいた論調にはなっていない。(共同)

★女子200バタの中西、気分よく決勝へ

 女子200メートルバタフライ予選で、昨年の世界選手権銅メダリストの中西悠子(23)=枚方SS=は、2分10秒04の2位で通過、準決勝も2分8秒63の2位で決勝に進出した。「(前日夜は)よく眠れなかったけど、落ち着いたレースができた」。100バタでは、予選でふるわなかったが、繰り上がりで準決勝進出。そこで、得意の200バタへの好感触をつかんだ。18日の決勝ではさらにペースアップを狙う。

★男子100自の奥村、日本新出しても26位落選

 男子100メートル自由形予選で、奥村幸大(21)=近大=は、50秒24の日本新記録をたたき出したが、全体の26位で落選した。「本音を言えば50秒を割りたかったけど、3年ぶりくらいの自己ベストなのでうれしい」と苦笑い。400メートルメドレーリレーでは、カギを握るアンカーを務める。この新記録で乗っていけそうだ。

★第6日(18日)の見どころ★

 競泳は男子200メートル平泳ぎ決勝が行われる。北島康介(東京SC)は金メダルを獲得した100に続き、競泳の日本選手としては初の五輪個人種目2冠に挑戦する。男子100自由形はシドニー五輪王者のファンデンホーヘンバント(オランダ)とソープ(豪州)を中心に争われそう。女子200メートルバタフライも行われる。

 柔道は女子70キロ級で世界選手権2連覇中の上野雅恵(三井住友海上)が登場。強豪が別ブロックに集まり、決勝に進出する可能性は高い。男子90キロ級に出場する泉浩(明大)は五輪初出場。

 団体総合で28年ぶりの復活を遂げた体操男子は、個人総合に冨田洋之(セントラルスポーツ)と米田功(徳洲会)が出場。冨田は予選3位につけ、団体総合との2冠を目指す。



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