DeNA・村田修一野手コーチ(44)が来季から2軍監督を務めることが30日、分かった。背番号は71から75に変わる見込み。今季限りで退団した石井琢朗野手コーチ(55)の背番号を引き継ぎ、決意新たに指揮を執る。現役時代は球団前身の横浜で4番に座り、通算360本塁打を放った元主砲が、相川亮二新監督(49)のもとでリーグ優勝を後押しする。
相川新監督の就任に続き、村田2軍監督が誕生する。今季の野手コーチから転身し、チームの未来を担う戦力を育て、リーグ優勝を後押しする。
今季限りで退団した石井コーチが付けた背番号75を引き継ぐ見込み。現役時代は横浜でともにプレーし、三遊間のコンビを組んだ。敬意を胸に継承し、決意新たに指揮を執る。
背番号75は、通算360本塁打を放った現役時代に背負った25の3倍の数字。指導者として3倍の努力をするとの意味も込められているという。
現役時代に石井コーチとともに横浜で1998年のリーグ優勝と日本一を経験した三浦監督も今季限りで退いた。次世代にあたる相川新監督、村田コーチに98年以来、28年ぶりとなる来季のペナント奪還が託された。
村田コーチは2003年から横浜で9年間プレーし、07年から2年連続で本塁打王に輝いた。11年オフにFAで巨人に移籍。現役晩年は独立リーグのBC栃木に活躍の場を求め、18年の引退後は巨人とロッテでコーチを歴任した。
今季は11年以来、14年ぶりにベイスターズのユニホームに袖を通し、1軍で打線の強化に尽力。確かな技術と豊富な経験に基づく指導で選手の能力を引き出し、1番打者に定着した6年目の蝦名、出場77試合と経験を積んだ3年目の松尾らが成長の跡を示した。
高卒の若手もシーズン最終盤にデビューを飾り、実力の片鱗(へんりん)を見せた。2年目左腕の武田はプロ初勝利を挙げ、遊撃を守るルーキーの田内はプロ初安打を放った。
村田コーチは、将来性豊かな選手たちを強化する役割を期待される。相川新監督率いる1軍に一人でも多くの戦力を供給し、上位争いの常連となったチームをさらに強くする。
■村田 修一(むらた・しゅういち) 1980(昭和55)年12月28日生まれ、44歳。福岡県出身。東福岡高から日大を経て2003年にドラフト自由枠で横浜(現DeNA)入団。07、08年に本塁打王に輝いた。12年にFAで巨人移籍。17年限りで退団し、18年はBCリーグ栃木でプレーした。同年に引退。19―22年は巨人で野手総合コーチなどを、23、24年はロッテで打撃コーチを務めた。DeNAに復帰した25年は野手コーチ兼スコアラーを担った。NPB通算成績は1953試合で打率・269、360本塁打、1123打点。08年北京五輪、09年WBC日本代表。177センチ、92キロ。右投げ右打ち。