(パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ、ソフトバンク3-0日本ハム、第2戦、ソフトバンク3勝、16日、みずほペイペイ)CSファイナルステージに12回出場中、12球団最多となる8回の日本シリーズ進出を決めているソフトバンクの経験値が随所に表れた試合だった。
先発の有原はシーズン最終戦から中10日と登板間隔が空いた影響か、本調子には遠く、一回1死一、三塁、四回1死二、三塁、六回1死満塁と度重なるピンチ。それでも肝心なところで制球を間違えず、粘り切った。
鍵となったのは四、六回の好機で打席に立った郡司への投球。シーズンでここぞの場面で仕事を重ねてきたクラッチヒッターに対し、徹底してツーシームで内角を攻めた。四回は149キロで一邪飛。六回も148キロで遊ゴロ。チームとして攻め方をあらかじめ決めていたのだろう。
清宮幸、レイエス、マルティネスのクリーンアップとは無理な勝負に行かず、「単打OK」の攻め方を徹底。日本ハム打線を分断できた要因だ。
日本ハムは好機はつくっているが、2試合でレイエスのソロによる1点のみ。適時打で壁を破って流れを変える選手が欲しい。(サンケイスポーツ専属評論家)