就任会見に臨んだヤクルト・池山新監督(撮影・高橋朋彦) ヤクルト・池山隆寛新監督(59)が10日、東京・港区の明治記念館で就任会見に臨んだ。今季まで6年間2軍監督を務めた新監督は会見の冒頭で「今度は恩返しをする番」と使命感をにじませ、「対話」を重視するスタイルを貫くことを明言した。サンケイスポーツヤクルト担当キャップ・赤尾祐希記者が、新監督の素顔を明かす。
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周りに優しく、常に気遣いをしているのが池山新監督だ。2軍監督を務めた6年間。埼玉・戸田球場に行くと、ウオーミングアップ中に自分のことを見つけ「今日は何の取材や?」と話しかけてくれた。並んで座り、選手たちが汗をかく姿を見ながら若手選手の現状、チームの課題などを明かしてくれた。みんなに愛される理由は、純粋な人の良さにあるのだろう。
監督就任が発表された10月9日。選手やスタッフたちが宿舎に帰宅した宮崎・西都市の西都原運動公園野球場で、目を赤くした池山新監督がいた。「いろいろな人から連絡が来てさ、止まらんよ。うれしくて少し泣いちゃった」。人の思いをくみ、痛み、喜びを共感してくれる。みんなが支えたくなる、ついていきたくなる。チームのトップではあるが、コーチや選手、スタッフと一丸になった「池山ヤクルト」の船出が楽しみでならない。