オリックス・岸田護監督(44)が7日、日本ハムと戦う11日からのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(エスコン)で、平野佳寿投手(41)を救援要員としてメンバーに加えることを明かした。
「(他の)投手のサポートもできる。リリーフ陣の精神的支柱と言いますか、心強さもある」
6日に来季からコーチ兼任での現役続行を表明したばかりのベテランを1軍に呼ぶ。平野は今季、4月11日に出場選手登録を抹消されて以降は2軍調整が続き、3試合の登板にとどまった。だが、2軍戦では16試合に登板し、防御率1・69をマークした。
今季の救援陣は5月末に中日から加入した35歳の岩崎が支えたが、才木や入山、横山楓ら経験の浅い若手も多い。一戦必勝のポストシーズンでの戦力としてはもちろん、日米通算258セーブの実績と経験を持つ右腕がブルペンに加わる意味は大きい。
チームはこの日、京セラで全体練習を行い、一部非公開でサインプレーなどについて確認した。右肘の不調で2軍調整が続いていた東も救援要員として合流し、短期決戦に向けて役者がそろってきた。岸田監督が「総力戦になる」と語ったように、目の前の1勝をもぎ取るために全戦力を注ぎ込む。(織原祥平)