阪神がこの日試合をしたサンマリン宮崎では、23年のWBC前には「ダルビッシュ-村上」の名勝負が繰り広げられた 阪神の主力が参戦しているみやざきフェニックス・リーグはNPB12球団、オイシックス、くふうハヤテに加えて、独立リーグの選抜が2チーム、さらに韓国プロ野球の2チームが参加。計18チームが宮崎県内の各球場で、ほぼ毎日のように試合を行う。
基本は若手中心の鍛錬の場であり、1軍経験の少ない選手の最高のアピールの舞台だ。
例外的にポストシーズンを戦うチームが、調整の場として1軍レベルが登場する。阪神は、まさにその「例外」。ソフトバンクが、主力級をそれほど送り込まない方針らしく、18チームの戦力比較すると阪神が圧倒的にトップクラスだ(勝ち負けを争う場ではないが)。
そして冷静に見渡して、阪神に次ぐ戦力は、おそらく中日だろう。直前のファーム日本選手権で王者に輝いている。つまり、今回のリーグで最も〝歯ごたえ〟のある相手だ。
案の定、スリリングな展開の末に、8-8のドロー。勝敗度外視とはいえ、CSメンバーの最終選考会としては、格好の舞台になった。
「ボクは次のクールに行く予定です」
SGLの残留部隊練習を取材していたトラ番・萩原翔は、取材で訪れる「初宮崎」をドキドキワクワクしていた。
「初」といっても、野球があると、その地に出向く熱狂的な野球ファンである萩原。この日の試合が行われたサンマリンスタジアムも、2年前に訪れている。
2023年2月。WBC参加メンバーが合宿を行ったのが宮崎だった。カープファンの友人と、侍戦士のキャンプを見学したという。
残念ながら大谷翔平(当時エンゼルス)は不参加で、ナマ大谷は見損ねた。が、サンマリンでの練習に衝撃を受けた。