乳がん検診のパンフレットを配布する西武・鳥越ヘッドコーチ=西武球場前駅(撮影・片岡将) 西武・鳥越裕介ヘッドコーチ(54)が6日、西武球場前駅で行われた乳がん検診の啓発活動「ライオンズ ピンクリボンキャンペーン2025」に参加。乳がん検診に関するパンフレットを配布し、検診を呼びかけた。
気温35度ほどの炎天下、検診の啓発ブースでパンフレットを配布した鳥越コーチ。自身はソフトバンク2軍コーチ時代の2008年に妻の万美子さんを乳がんのために34歳の若さで亡くした経験を持ち、翌09年から啓発活動に携わっている。
「もう十何年たったのかな。何年経っても(辛く、悲しい)感じなんで。しんどい思いをする人が1人でも少なくなればと思っています」と自身の経験を踏まえて呼びかけた。思わず感極まった同コーチは「思いは届くのかな。1つの形になっているので。新しい球団に来てまだ1年もたっていないですけど、まず第一歩が踏み出せたことに感動しました」と流れる涙を隠さずに語った。
ピンクリボン活動は同コーチのソフトバンク退団後は中村晃内野手に引き継がれ、前所属のロッテでも活動は継続している。