4日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の八回に代打で出場し、初ホームランとなる1号2ランを放ったロッテのスティベン・アセベド外野手(23)。若き助っ人は195センチ、105キロの体格に秘めたパワーだけでなく、クレバーさも併せ持っている。
0-8と敗色濃厚の八回無死一塁の場面で打席に立ったアセベドは、日本ハム3番手の杉浦が2球目に投じた147キロの低め直球を軽々と左翼席に放り込んだ。
「ソトさんの打席でどう投げているのかを見ていて、真っすぐを狙っていました。しっかり打つことができてよかった」と直前に四球を選んだソトの打席を観察し、自身にも直球主体で攻めてくることを予測。狙いを絞り込んで強振した。
ニックネームはスペイン語で法律を意味する「ラ・レイ」。ルールや規律を遵守し、自他ともに認める真面目な青年だが、チームの2軍関係者は「意外なくらいに勉強熱心で覚えが早い。頭がいい」とスマートさに驚く。「言葉がまだ覚えられていないだけで気持ちは日本人」と言い切る若き大砲。来季につなげる躍動をみせたい。(片岡将)