試合前に調整するヤクルト・浜田太貴(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト-広島、17回戦、29日、神宮)シーズン終盤で1軍に帰ってきた。ヤクルト・浜田太貴外野手(24)が、1軍に合流。4月16日に出場選手登録を外れて以来、約4カ月半ぶりに昇格を果たした。
「やってやろうという思いはめちゃくちゃあるんですけど、あまりガチガチにならず、自分のいいところを見せられればなと思います」
悩み、苦しんできた分だけ1軍の舞台で暴れる。大分・明豊高から入団7年目の今季は開幕1軍を勝ち取ったが、なかなか結果が出ずシーズン序盤で2軍へ。その後も状態が上がらず、イースタン・リーグでの打率は1割台が続いた。
「何をしていいかわからなくなって、悩んでいた。いろいろやってみて、しっくりこなくて、そのままやって駄目なまま進んで、という方が多かった」
キャリアを重ね、ここまで何をしてもうまくいかなかったことは「初めてぐらい」と明かす。2軍では打撃コーチからの指導はもちろん、ともに汗を流していた先輩の西川に「打ちにいけていない。受けたまま打ちに行っている」と助言を受け、タイミングの取り方などを教えてもらった。
何よりメンタル面の変化が大きかった。「あまり先のことを考えずに、駄目だったら仕方ないと割り切って。そうしたら打撃もいい方向に行きました」。直近のイースタン・リーグ5試合では3本塁打、8打点と好結果を残してつかんだ1軍切符。チャンスを逃さず、来季につなげる。(赤尾裕希)