7回途中でマウンドを降りるヤクルト・大西広樹=バンテリンドームナゴヤ(撮影・中井誠) (セ・リーグ、中日4-3ヤクルト、19回戦、9勝9敗1分、28日、バンテリンD)ヤクルトは中日に逆転負けを喫して2連敗。2-2の七回に3番・内山の適時二塁打で勝ち越した直後の攻撃で試合をひっくり返され、高津臣吾監督(56)は、「終盤、あそこまで行ったら、逃げ切らなきゃいけないでしょうね」と首をひねった。
1点リードの七回に防御率0点台を誇る大西を投入。勝利の方程式の一角を担う右腕に継投して逃げ切りを図ったが、思い通りに進まなかった。制球が定まらず、3四球で2死満塁のピンチを招くと、大西に代わって3番手で登板したD3位・荘司(セガサミー)が上林に逆転2点打を浴びた。
現役時代に日米通算313セーブを挙げた指揮官は、2敗目を喫した大西の四球について「僕もリリーフをやってきたので、気持ちは分からんでもない」とした上で「8、9番の代打に四球は勝手に打線の中心に回っていく。ストライクを投げてほしかった」と苦言を呈した。(武田千怜)