先発したヤクルトの青柳晃洋 =カーミニークフィールド(撮影・高橋朋彦) 「雨柳さん」は回避し、〝燕の青柳〟としてデビューを飾った。米大リーグ、フィリーズ傘下2Aからヤクルトに加入した青柳晃洋投手(31)が10日、イースタン・リーグ、西武戦(カーミニーク)で移籍後初登板。50球を予定する中、先発で2回0/3、54球を投げ3安打2失点だった。
「中止かと思ったけど、ここだけは(雨が)降ってないみたいでよかった。内容的には残念だけど、50球以上投げられたことが一番の収穫」
昨季まで在籍した阪神時代は登板日に雨が降ることが多く「雨柳さん」の愛称で呼ばれたが、この日は回避。雨予報を覆して登板時は天候に恵まれ、約3週間ぶりだったという実戦に臨んだ。
相性の悪い左打者を7人並べられ、右のサイドスローは「日本に帰ってきたという感じ」と苦笑い。NPB球の扱いが完全ではなく、二、三回の先頭に四球を出すなど4四球と制球に苦しんだ。米国では救援をやっていたこともあり「(回を)またいだときの最初の打者への入りをもっとしっかりやっていかないと」と課題を口にした。
次回も先発でイニングを増やして登板する見込み。「いい球も何球もあったので、増やしていければ。細かいところを詰めないと」。早期1軍合流へ全力を注ぐ。(武田千怜)