藤浪がイースタン・リーグのロッテ戦で移籍後初登板し、1回を3人で片付けた=横須賀スタジアム(撮影・荒木孝雄) 上々の初登板だった。DeNAに加入した藤浪晋太郎投手(31)=前マリナーズ傘下3A=が26日、日本球界復帰後初登板となるイースタン・リーグのロッテ戦(横須賀)に先発し、わずか5球で1回を三者凡退に抑えた。
6月11日以来の実戦登板。外野席を開放する異例の対応で受け入れたが、チケットの発行に時間が掛かり、藤浪の登板に間に合わなかったファンも。DeNAの2軍戦では今季最多となる3499人のファンが日本復帰を祝った。
阪神時代から使用する登場曲、Mr.Childrenの「終わりなき旅」でマウンドに上がった藤浪は、5番まで左打者を並べたロッテ打線を最速156キロの直球で押し込み、左飛、左飛、右飛に打ち取った。全てストライクで「思ったよりいい感じで入れました。とにかくストライクで勝負することが目的でした」と振り返った。米球界では中継ぎだったが、DeNAでは先発で調整を進める。
「久しぶりにマウンドに上がる中で失敗もあるでしょうし。でも、失敗することが悪いことではない。失敗を生かせればいい」。藤浪の旅はまだ終わらない。(片岡将)