九回の好機に併殺打にた倒れた巨人・キャベッジ=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫) (セ・リーグ、広島3-0巨人、8回戦、広島5勝3敗、14日、マツダ)打線の軸が固まらない。セ・リーグ3位の巨人は今季4度目の零封負けで3連敗。絡みつく〝4番の呪縛〟に、阿部慎之助監督(46)は頭を抱えた。
「和真(岡本)の代わりはいないからね。みんなでつなぐ意識を持ってやらない限りはもう、どうしようもない。とにかく、なんとかしないといけない」
左肘靱帯(じんたい)損傷の大けがを負った主砲、岡本を欠く7日以降の6試合は、4番に吉川を2試合、大城卓を1試合、キャベッジを3試合で起用したが、計23打数1安打。この日はキャベッジが六回2死一、二塁で中飛、九回無死一、二塁では遊ゴロ併殺打に倒れた。6番に座って2ランを含む2安打だった13日とは打って変わって4打数無安打に終わり、指揮官は「あそこで一本、出るか出ないかだけだった」と肩を落とした。
打率・308、8本塁打で打線を引っ張っていた岡本の離脱後、チームは2勝4敗。阿部監督は「今、一番乗っている」という増田陸を2番に入れるなど打順を模索。「いろいろ打順もやってみる」と浮上のきっかけを探す。(谷川直之)