今季限りでソフトバンクを戦力外となった鍬原(くわはら)拓也投手(28)=写真=が、現役引退を決断したことが4日、分かった。プロ野球生活7年間を振り返り「辞めることを決めて悔いがないといえば噓になるけど、支えてくださった方々に感謝しかありません」と素直な思いを明かした。
福井・北陸高、中大を経て2018年にドラフト1位で巨人に入団。同年にプロ初勝利を挙げ、19年以降はリリーフに転向。22年には49試合に登板したが、23年は5試合にとどまり、同年オフに戦力外通告を受けた。今季、育成契約で入団したソフトバンクでは、支配下登録を勝ち取ることができなかった。
それでも、両球団には感謝の思いが尽きない。「ジャイアンツがなければ今の僕はいない。けががありながらも6年間、辛抱強く見てくれました。ジャイアンツのドラフト1位はとても光栄なことですし、今でも誇りに思っています。ホークスにはもう一度活躍する場を与えていただき、感謝しています」。身長175センチと小柄ながら直球の最速は155キロを誇り、通算80試合に登板した。今後はソフトバンクの球団職員となる見込み。