サンテレビ「熱血!タイガース党」に出演した阪神・近本光司(中央)=サンテレビ(撮影・甘利慈) 阪神・近本光司外野手(30)が29日、サンテレビのタイガース応援番組「熱血! タイガース党」(金曜後8・00)に生出演した。大山悠輔内野手(29)とは同じドラ1で同学年で、阪神残留の決断を歓迎。「『また来年、優勝できるように一緒に頑張ろう』みたいな話はした」と共闘を誓った。
大黒柱は来季も猛虎打線の中心にいる。大山の残留はファンのみならず、チームメートにとっても朗報。この日、「熱血―」生出演前に取材に応じた近本も喜んだ。
「すごく悩んでいたので。いろんなストレスもあったと思うので、まず決まったことがよかったかな、と思います」
入団年度こそ違えど、2人は同じドラフト1位で同学年。6年間ともに戦い、「先輩からも頼られるし、僕らも頼りますし、後輩からも頼られる存在」とチームに不可欠な存在として認めてきた。その仲間が手にできた権利を握りしめ、決断を下すまでに苦悩していた。その姿を目にしても「『最近、どうしてんの?』ぐらい」。答えを出す瞬間を静かに待っていた。
そしてこの日の昼ごろ、電話は鳴った。来季もともに戦える知らせは素直にうれしかった。大山自身、会見では日本シリーズで浴びた大歓声を忘れられない思い出に挙げたが、2人だけの会話の中でも「(大山は)『またタイガースで優勝したいね』と言っていた。『また来年、優勝できるように一緒に頑張ろう』みたいな話はしました」。ともに目指す場所も、2年ぶりのV奪回と定まっている。
「しっかりとプレーで引っ張っていくことが大事。自分のできることをしっかりとやりたいな、と思います」
近本が出塁し、大山がかえす―。花の1994年組がこれからも、変わらず虎を牽引(けんいん)していく。(須藤佳裕)