ヤクルト戦前、引退会見に臨む広島・野村祐輔=マツダスタジアム (撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、広島-ヤクルト、25回戦、5日、マツダ)広島・野村祐輔投手(35)が試合前にマツダスタジアムで引退会見を開き、13年間のプロ野球人生を振り返った。会見終盤には広陵高出身の上本、中村奨、河野、高に土生スコアラー、白浜スコアラーが飛び入りして花束を贈呈。この日の午後6時に予定されているヤクルトとの今季最終戦(マツダ)では先発として1イニング登板し、試合後には引退セレモニーをする。一問一答は次の通り。
──(自ら挨拶)
「今シーズン限りで現役引退することを決めました。13年間、本当にありがとうございました」
──9月27日に現役引退を発表し、この日を迎えた
「本当にいよいよだなと思っている。引退を決めてから今日まであっという間に感じた。すごくさみしい思いと感謝の思いがある」
──引退を決めたのはいつ。理由は
「引退発表の3日前に球団へあいさつに行ったとき。ここ数年は自分の思い通りにできず、苦しい思いをたくさんしてきた。後輩たちと頑張りながらやってきたが、そろそろという思い」
──迷いは
「何度も迷いはあったが、最後は決断できてすっきりしている」
──相談は
「家族や高校時代の恩師(広陵高・中井哲之監督)、大学時代の恩師((明大・善波達也元監督)に相談をさせていただいた」
──同僚に引退を伝えたときの反応は
「本当にありがとうございました、おつかれさまでした、まだまだやれるでしょ、と言ってくれる後輩もいた」
──13年間のプロ野球人生を振り返って
「本当に夢のような時間。みなさんに応援していただいて、ここまで野球をさせていただいた」
──2016~18年のリーグ3連覇に貢献。印象に残っている試合は
「1年目のデビュー戦(2012年4月1日の中日戦、ナゴヤドーム、6回1失点)。夢だったプロ野球選手になれて、プロとしての第一歩を踏み出せて、すごくうれしくて、今でも鮮明に覚えている」
──この日でプロ野球記録更新のデビューから211試合連続での先発登板になる
「先発として使い続けてくださった監督に感謝したい。任せていただいたことで、この数字を伸ばすことができたので本当に感謝している」
──先発として大切にしていたことは
「準備がとても大事だと13年間やらせていただいて一番思っていた。そこを怠らずやっていけば長く野球を続けられるという信念を持ってやっていた」
──後輩へは
「後輩からも教わることが多くあったので本当に感謝している。1年でも長くプロ野球の世界で続けてもらいたい」
──この日の先発に向けて
「13年間やってきたすべてをマウンドで出せるように頑張りたい」
──今後の予定は
「プロ野球界でお世話になったので、何かしらの形で野球界に恩返しがしたい」
──ファンへ
「13年間応援していただきありがとうございました。カープに入れて心から良かったと思っている。高校の時から応援していただいて感謝しています。13年間ありがとうございました」