月間20敗を喫した広島・新井貴浩監督=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫) (セ・リーグ、広島3-4中日、25回戦、中日16勝8敗1分、29日、マツダ)今月最終戦で球団史に残る屈辱を味わった。広島が9月20敗目。月間敗戦数で球団ワーストを更新し、セ・ワーストに並んだ。新井貴浩監督(47)は責任を一身に負った。
「私の未熟さが招いた結果。チームに本当の力がないのだと思う」
下位の中日に痛い逆転負けとなった。七回に矢野の適時打でリードを奪ったが、八回に3番手・島内が細川にソロを被弾して同点にされると、九回には4番手・栗林がブライトにソロを浴び、これが決勝点に。中日戦は今季8勝16敗1分けと大きく負け越した。
チームは9月1日で貯金を今季最大の14とし、優勝マジック点灯も間近だったが、急失速。5日に2位へ転落すると、20日にはクライマックスシリーズ(CS)圏外の4位に。貯金をはき出して借金は2となった。残り4試合。10月1日には敵地で3位DeNAとの直接対決が控えているが、逆転でのCS出場の可能性は日を追うごとにしぼんでいる。(柏村翔)
◉…広島は9月を5勝20敗で終えた。月間20敗はセ・リーグタイで、これまで1953年5月(3勝)の国鉄(現ヤクルト)、54年8月(5勝)の洋松(現DeNA)、62年8月(6勝)の国鉄、90年8月(6勝)の阪神、2014年8月(7勝)の中日、19年5月(5勝)のヤクルトが記録している
◉…プロ野球記録は1961年8月に近鉄が喫した22敗(8勝)