広島は25日、マツダスタジアムでスカウト会議を開き、10月24日に行われるドラフト会議の上位指名候補として、以前から注目している地元・広島の広陵高出身で走攻守の三拍子が揃う遊撃手、明大・宗山塁内野手(4年)、最速154キロ左腕、関大・金丸夢斗投手(4年)、大学日本代表で4番を務めた右打者の大商大・渡部聖弥外野手(4年)ら18人の映像を確認した。
田村恵スカウト部長(48)は「今回は大学生と社会人。ご存じのように人気の高い選手がいてレベルが高い。全体の方向性が決まるのは次回になる」と見通しを示した。
午前10時から約2時間の会議には松田オーナーら球団幹部、各地区の担当スカウトが出席し大学生、社会人の指名候補を投手17人、野手20人の計37人に絞り込んだ。
球団は直近2年、1位指名を公表し、2022年はドラフト1位で斉藤優汰投手(苫小牧中央高)、23年は1位で常広羽也斗投手(青学大)の交渉権の獲得に成功しているが、田村スカウト部長は「(事前公表は)他球団との絡みもある。(報道の)皆さんは期待されているかもしれませんが、今回はないかもしれない」と〝けん制〟した。次回10月11日の会議は広島開催では最後になる予定で高校生、大学生、社会人らの全カテゴリーを含めて最終調整を進める。