決勝アーチの阪神・佐藤輝明を迎える岡田彰布監督=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA5ー6阪神=延長十回、22回戦、阪神11勝10敗1分、21日、横浜)阪神が接戦を制した。延長十回1死、佐藤輝明内野手(25)がJ.B.ウェンデルケン投手(31)から放った15号本塁打が決勝アーチとなった。三回に大山悠輔内野手(29)の左前打と井上広大外野手(23)の3号3ランで4点を先取したものの、五回に5点を奪われた。八回に敵失で追いつき、延長戦を制した。近本光司外野手(29)が三回の中前打で入団6年目の通算安打を927とし、長嶋茂雄を超えて、最多とした。九回を三者凡退に抑え、通算500試合登板を達成した岩崎優投手(33)が4勝目。十回を締めた岡留英貴投手(24)はプロ初セーブ。敗れた首位巨人とは2差となり、22日からの甲子園2連戦に望みを託す。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=71勝59敗6分、観衆=3万3400人)。
ーー紙一重の試合で佐藤輝
「なあ。全然やったけどな。その前の打席までな。ヒットまでな」
ーーゲッツーもあった(4ー0の五回1死一、三塁で二ゴロ併殺後、その裏に5失点)
「ゲッツーで流れ変わったと思ったよ。(次打者の)井上から前川代えるとこやからな。ゲッツー打つと思った。ゲッツーやったら、井上そのままレフト行くと言うた」
ーー最後は一振りで決めた
「そらお前…その前にちゃんと打っとったら、もっとはよ終わっとる。そんなん言い出したらキリがない」
ーー岡留が初セーブ
「最初から岡留やったけどな。1点取ったからな。(延長十回の先頭の)佐野一人だけ富田行こう思ったけど、そんなんやって、また塁出したら負担かかるから。アタマから最初から行け言うた。もう構わへんから、そんなもん別に」
ーー六回以降、中継ぎがしっかり抑えた
「しっかりというか、先頭な、2ストライクからヒットとか、そんなしっかり抑えてないで、ホンマ。先頭出過ぎよ」
ーー20日から流れが
「ええ、いやいや、それだけ言うたんや、ミーティングで。先頭とにかく抑えろって。昨日8回のうち5回先頭打者や。今日でもそうやろ、2ストライクからな、変に外、ストライク、ボール投げとったらええのに。のう」
ーー五回の青柳も先頭に二塁打
「アウトコースばっかり投げるからやんか、お前、外のところばっかり。何十回言うてんの。次また外やろ、林に。なんでインコース投げんねん。やっぱり佐野の時やな。温情が重なったやろ、(4ー1の五回2死三塁での)佐野のところで行っとったら代打けえへんから。あそこ(2点リードの2死一、二塁)は代打宮崎来るぞ言うとったけどのう。しゃあないわのう。結局は佐野のフォアボールよ。大体フォアボール絡んだら点になるやろ。そういうとこやんなあ」
ーー逆転3ランの代打宮崎は想定した上で
「うん、しゃあないやん。この時期であそこで続投はないわ、2点差で。笑われるよ」
ーーどんな形でも勝利が大きい
「そらあ、なあ。途中で(広島が)逆転したとか、そんなこと言うてたから余計にやろうな」
ーー直接対決に勝つだけ
「勝つだけというか。2試合するよ、試合。そんなもん、勝てるか言うても、向こうも勝つ気なんやから、両方勝たれへんねんから。まあ、どっちか勝敗つくけど、見とったらええやん、勝敗つくんやし」