投手指名練習でキャッチボールをする阪神・高橋遥人=甲子園球場(撮影・斉藤友也) 阪神の先発投手陣は19日、甲子園で汗を流した。左肘など度重なる手術から復活し、4戦4勝の高橋遥人投手(28)は23日に3年ぶりの巨人戦(甲子園)に登板する。
目指すは5戦5勝-。天下分け目の〝大一番〟となる23日の巨人戦の先発が有力な高橋が、逆転連覇への熱い思いを明かした。
「選手だけじゃなくてファンの人も意識していると思う。自分も、その声援とか、チームの流れに乗っていけるようなピッチングをしたい」
左肘などの手術から復帰後4戦4勝。前回13日の広島戦(甲子園)は六回途中3失点で降板するも、岡田監督は「この時期やから代えた」と評価し、信頼は揺るぎない。その証しを見せるのが中9日での巨人戦だ。
「チームの代表として投げさせてもらっている(と思っている)。それは(けがで)リハビリをやっていたときには感じられない。緊張はすると思うけど、しっかり試合を作っていきたい」
高橋が巨人戦に登板するのは春季キャンプ中に右脇腹を痛めて離脱し、9月上旬に1軍初昇格した2021年以来、3年ぶり。同25日の巨人戦では5安打13奪三振でプロ初完封をマークした。10月14日の対戦(とも東京ドーム)でも7回無失点、11奪三振の力投。勝ち星はつかなかったが、チームを勝利に導いている。
奇跡の逆転Vを起こすため、もう一押し必要。投のキーマンは〝無敗左腕〟だ。この日は、20日からのDeNA2連戦(横浜)に先発する西勇、青柳らとともにランニングやキャッチボールなどで調整した。
「(巨人は3年前と比べて)まったく別のチームになっていると思う。大胆かつ丁寧にいきたい。一番大事なのは回の先頭バッターを出さないこと。ストライク先行でいけたら」
虎の運命を懸けた大一番で、巨人打線を手玉にとる。(三木建次)