敗戦後、引き揚げる阪神・岡田彰布監督=神宮球場(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、ヤクルト6ー1阪神、10回戦、阪神6勝4敗、29日、神宮)阪神が完敗。3位に転落し、首位広島とは今季最大タイの4差となった。伊藤将司投手(28)が一回、先頭打者への四球から3点を失い、三回には死球や小幡竜平内野手(23)の失策もあり、さらに2点を奪われた。近本光司外野手(29)が2試合連続で欠場した打線は五回の中野拓夢内野手(28)の適時打による1点のみ。育成入団から初1軍の野口恭佑外野手(23)は五回、代打で死球後、右翼の守備に就き、次打席以降は三ゴロと三直だった。好機で2度凡退の森下翔太外野手(23)は途中交代。佐藤輝明内野手(25)は六回の右前打で5戦連続安打とした。5月に続いて、2カ月連続の月間負け越しが決まった岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=34勝33敗5分、観衆=2万9491人)。
ーー伊藤はボールが高い
「高いよもう、なあ。初回もお前、全部高かったなあ」
ーー修正しきれず
「えっ? いや、二回から低めに行き出したやんか。アレ、ゲッツー取ってたら、別にどうってことなかったんや、あのまま行っとると思うけどな」(三回1死一塁でオスナの二ゴロを処理した中野が二塁に送球したが、小幡が落球)
ーー守備のミスが出たからこそ踏ん張ってほしい
「打順的に一番ミスが出たらアカン打順やんか。なあ。バッターの足と打球の速さ考えたら、お前、流れでゲッツーを取るケースじゃないやんか。1個ずつ、ポンポンとやっても、ゲッツー取れる打球やろ? バッターの足を考えたら」
ーー3点差なら、この球場では
「いや全然、そんなもんお前」
ーー奥川も付け入るスキはあった
「あったよ、それは。2点取ってからな。うん、完全に流れが来んわな」
ーー野口の内容は
「ええんちゃうの? そら誰が見てもええやろ。悪ないやんか、なんで? 聞く質問ちゃうよ、誰が見てもええやんか。打球を見ても」
ーー初出場だが、積極的にバットが出ていた
「だから、ちゃんと打ってるから。ストライクを、あないして打てばええだけの話やから。点入れへん時は、みんなボール球やろ、打ってるの。そういうことやろ」
ーー逆に森下は悪かった
「そんなん悪いどころちゃうよ。一緒や、ナンボ言うてもアカンわ。昨日のミーティングを聞かせてやりたいわ。ナンボ言うても一緒や」