(パ・リーグ、楽天-西武、10回戦、28日、山形)〝お得意様〟相手に本来の投球を披露した。2021年から楽天に12連勝中の西武・今井達也投手(26)が8回124球を投げ、7安打無失点と好投。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
「きらやかスタジアム(山形)は初めてのマウンドになりますが、球場や相手を意識しすぎることなく、普段通りの登板を心掛けて試合に臨みたい」
そう意気込んで臨んだ山形での初登板。楽天相手には今季も開幕戦勝利を含むここまで3戦3勝と相性抜群だ。立ち上がりの一回は先頭・辰己に左翼フェンス直撃の二塁打の後、1死から小郷を歩かせいきなりピンチを背負ったが、冷静に後続を断って無失点で切り抜けた。四回に味方打線から1点の援護をもらうと、その後も楽天打線の前に立ちはだかった。
前回21日のオリックス戦(京セラ)では8回2失点で完投も打線の援護がなく、4敗目を喫した。初の開幕投手を務めた今季はここまで12試合に先発し3勝4敗、防御率2・29。不振のため2軍での再調整が決まったエース・高橋に代わって、先発陣の柱としてチームを支えている。
「疲労の蓄積で筋力なども落ちてくる時期。ここでもうひと踏ん張り、トレーニングでいかに自分を追い込むことができるかが重要だと思っています」と語っていた今井。日頃の過酷なトレーニングの成果をこの日のマウンドでも発揮した。