いつの間にか巨人・丸佳浩外野手(35)に起きていた変化に気づいたファンもいるはずだ。最近の丸は、打席で〝もぐもぐ〟しながらバットを構えている。
復活のプロ17年目を送っている左打者は、27日時点でリーグ2位の打率・300、同トップの出塁率・388。打率・244、18本塁打だった昨季からV字回復を見せている。
試合中に何かを噛むようになったのは、映像をさかのぼって確認したところ、4月12日の試合前練習からだった。その頃の丸は同6日のDeNA戦(東京ドーム)の走塁中に痛めた右太もも裏の影響で、ベンチを温めていた時期だった。
スタメンに復帰して「5番・右翼」で出場した同14日の広島戦(東京ドーム)では、試合中も咀嚼している姿を確認した。それから約1カ月後。本人に尋ねると、口の中にあるのはチューイングガムだった。
ガムをかむ選手はメジャーリーグなどで頻繁に見かける。数年前にドジャース・大谷翔平もベンチに置いてある「ダブル バブル」を噛んでいた。血流が良くなって集中力が高まる効果も認められており、プロゴルファーなど他競技アスリートにも採用者がいる。そんな効果を期待しての〝導入〟か。サバサバした丸らしい答えが返ってきた。