四回のピンチを断ち、ほえる宮城。復帰登板で好投した(撮影・渡辺大樹) (パ・リーグ、オリックス3-1ソフトバンク、10回戦、ソフトバンク6勝3敗1分、27日、京セラ)渾身のガッツポーズがナインを奮い立たせた。これぞエースの意地とプライドだ。50日ぶりに1軍で先発したオリックス・宮城が鬼気迫る投球で連敗を止め、自力優勝の可能性が消滅したばかりのチームを救った。
「すごく投げやすかったですし、みなさんの応援のおかげで勝つことができました!」
お立ち台で見せた屈託のない笑顔とは対照的に、マウンドでは闘志がみなぎっていた。最大の山場は四回。4番・山川に許した左翼線二塁打と四球で2死一、二塁とピンチを迎えたが、甲斐をチェンジアップで空振り三振に仕留めて雄たけびを上げた。
「ベストボールだった。ゼロで抑えるのと点を取られて帰ってくるのでは雰囲気も全然違う」