(パ・リーグ、西武-日本ハム、9回戦、26日、大宮公園)苦境が続くチームに、〝希望の星〟が帰ってきた。西武ドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)が5月30日の中日戦以来の1軍マウンドに上がった。
「多少の不安はあるんですけど、以前と同じように恐れずに〝攻め〟の投球をしていけたらな、と思っています」
開幕から無傷の4連勝。特に5月は4試合で3勝0敗、防御率0・63で球団新人最速となる月間MVPに輝いた。しかし、好事魔多し。新型コロナウイルスに感染して今月4日に出場選手登録を外れた。38度超の発熱とのどの痛みに苦しんだが、9日には練習再開。体重こそ90キロで変化はなかったが、「動き始めはやっぱり、体力が落ちているなって印象でした」と振り返り、短距離ダッシュなどを意識的に多く取り入れて体力の回復に努めた。
19日のイースタン・リーグ、楽天戦(森林どり泉)で実戦復帰して、4回65球、4安打無失点と好投し、この日の1軍登板にGOサインが出た。
しかし、〝病み上がり〟の影響か。一回にいきなり先頭から3連打を浴びるなど2失点。豊田投手コーチも「いつも試合の入りから逆球の多い投手ではあるが、初回はその逆球に強さがなく、スッと入ってくるところを簡単に合わせられた」と心配顔だったが、二回以降は尻上がりに調子を上げ、五回まで2失点のままで試合をつくった。