車いすでバスケットボールに打ち込む武田さん(武田さん提供) 巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(22)=中大=と岩手・花巻東高の同級生で、バッテリーを組み甲子園大会出場も果たした武田羅生(らい)さん(23)。2023年2月に不慮の事故で下半身不随となり、28年のロサンゼルスパラリンピック出場を目指している。旧友に負けじとバドミントンやバスケットボールに打ち込む姿に迫った。(取材構成・原田優介)
車いすでバドミントンに打ち込む武田さん(武田さん提供)前向きに、新たな道を切り開く。花巻東高から筑波大進学後に軟式野球をプレーしていた武田さんは2023年2月、不慮の事故に遭った。
福島県内のスキー場にあるスノーボードのジャンプ台から飛んだ際、体勢を崩し背中から落下。ドクターヘリで病院に運ばれて手術を受けたが、背骨の脱臼骨折に伴う脊髄損傷のため下半身不随となった。車いす生活を送る中、高校時代、ともに白球を追った巨人・西舘の姿が大きな活力となっていた。
「同級生がこれだけ活躍しているのは、めちゃくちゃうれしいです。(昨秋の)ドラフトのときも気にしていて、『あの西舘が…』と思いながら中継を見ていました。最近はYouTubeの動画のサムネイルに西舘がいたら再生しますし、(登板日は)結果も見ます。自分も負けじと頑張ろうと思っています」