適時二塁打放ち通算1000本安打を達成したロッテ・中村奨吾(撮影・田村亮介) (パ・リーグ、ロッテ-楽天、10回戦、25日、ゾゾマリン)プロ10年目にして節目に到達した。ロッテ・中村奨が、史上319人目となる通算1000安打を達成。三回2死一塁で右中間へ適時二塁打を放った。
「(一走の佐藤)都志也がしっかり走ってくれたおかげでタイムリーとなったので、感謝したいです。1000本安打に関しては、支えてくださった方々に感謝して、またここから日々精進していきたいです」
カウント1-2から楽天先発・内の高めスライダーを一閃。二塁ベースに到達すると、球団では前回2022年に1000安打を達成した荻野から記念ボードを手渡され、グータッチを交わして祝福された。
奈良・天理高、早大を経て2015年にドラフト1位で入団。初安打はプロ初スタメン出場を果たした15年4月8日のオリックス戦(京セラ)で記録した。月日が経ち、今年でプロ10年目。昨年オフに吉井監督から「体の負担を減らして打撃に集中してほしい」と注文され、昨季ゴールデングラブ賞を獲得した二塁手から三塁手に転向。選手会長を務める背番号8は「今年は勝負の年」と位置付ける。
試合前時点で59試合に出場し、打率・219、1本塁打、9打点。なかなか結果を残せずに苦しむ姿もあるが、試合前練習ではロングティーや誰よりも早く球場に姿を現してティー打撃をこなす姿がある。積み重ねた努力の先に区切りの一本があった。