グラウンドでの練習を終えた阪神・西勇輝=甲子園球場(撮影・渡辺大樹) 阪神は26日、甲子園で投手指名練習。28日開幕の日本シリーズの出場資格者名簿が公示され、左尺骨骨折で離脱している梅野隆太郎捕手(32)がメンバー入り。西勇輝投手(32)は27日に1軍に合流予定の梅野について「彼がいると締まるというか、良い空気感をもっている。戻ってくることによって、心強いのかなって思っています」と語った。
西勇は今季、梅野が8月中旬に死球で負傷離脱するまで13試合、バッテリーを組んだ。負傷後は懸命にリハビリを続け、日本シリーズ出場の可能性を残した。扇の要としてチームを支えてきた女房役が、そばにいるだけで与える影響を西勇は感じ取っていた。29日の第2戦での先発に向け、キャッチボールなどで調整。古巣オリックスと日本一を争う大舞台に「最後の舞台で試合できる幸せをかみしめています」と語った。頂点に立つために、一丸で戦い抜くと誓った。「彼は今、彼にしかできない役割があると思う。最後は全員で戦っていきたい」。2度目の祝杯も梅野とともに―。歓喜を勝ち取るマウンドに向け、着々と準備を進める。(邨田直人)