阪神から1位指名を受け、記念撮影に臨む青学大・下村海翔=青山学院大 青山キャンパス(撮影・長尾みなみ) プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日、東京都内)阪神は青学大・下村海翔投手(21)を単独で1位指名し、交渉権を獲得した。最速155キロ右腕は兵庫・西宮市出身で生粋の虎党。「関西魂で」と決意表明し、今季大ブレークした村上頌樹投手(25)のような活躍を誓った。
胴上げされる青学大・下村海翔=青山学院大 青山キャンパス(撮影・長尾みなみ)緊張の面持ちで待った瞬間は、想定外のスピードで訪れた。まばゆいフラッシュに包まれて「頭が真っ白になった」-。それでもテレビに映る岡田監督の笑顔につられて、表情が緩む。相思相愛の1位指名に下村はでっかい決意を口にした。
「まさかこんなに早く呼ばれるとは思っていませんでした。兵庫県西宮市出身なので、関西魂で頑張ります!」
高校は福岡の九州国際大付属高へと越境入学し、大学は東都の名門・青学大へと進んだ。ただ、生まれ育ったのは甲子園のお膝元・西宮。ドラフト会議が始まる前から、心の中で阪神に恋い焦がれていた。「自転車でいける距離。ずっと甲子園の観客席で見ていた。憧れは強いです」。野球を始めた小学3年生の頃から、タテジマのユニホームに袖を通すことが夢だった。
最速155キロの直球を軸に「一番、自信のある球はカットボール」と抜群の決め球を持つ。スライダー、フォーク、カーブと豊富な球種もさることながら「切れのあるボールをコーナーにテンポよく投げていくスタイルです」と制球力にも自信。今夏の日米大学野球で最高殊勲選手賞に輝くなど実績も申し分ない。